自然素材に包まれた、居心地の良い住まい
家づくりを始めるにあたってさまざまなメーカーを見学されるなか、「床や建具が無垢材という会社はたくさんありましたが、外壁や内装まで無垢材・自然素材を使用している住宅メーカーはあまりありませんでした」と、自然素材がMOOK HOUSEの決め手となったお客様。特にシラス壁を大変気に入られ、1階壁面はすべてシラス壁にされました。手塗の味わい深い模様に、光が当たるだけで陰影が生まれ、とても絵になるとご満足頂いているようです。
インテリアとして随所に飾られたグリーンが自然のぬくもりを感じさせ、豊かな住空間を彩っています。ウッドデッキから繋がる庭は、さりげなく視線を遮りながらプライベートな空間を確保。野菜やハーブをお庭から摘んできて料理に使うことで、お子様の食育にも役立っているそうで、「自然と繋がる暮らし」を実現されていました。
ゆるやかに繋がる、開放的な住まい
「MOOK HOUSE」の特徴のひとつは、内部に柱が少なく、開放的な空間にできること。住まう方のスタイルに合わせて、使い方や間取りも自由にアレンジできます。お客様邸では、リビングにソファを置かずに、リビングダイニングを大きな空間として広々と使われています。そのため、ダイニングテーブルは低めのものにし、よりくつろげる空間づくりを心がけました。
リビング天井は吹抜けになっており、明るい光が部屋中を満たしてくれます。
空間全体に緩やかな繋がりが生まれ、1階にいても2階にいても、家族の気配を感じることができます。
住まう方に合わせた職人の手仕事
ダイニングの丸テーブルは奥様のこだわりのひとつ。四角のテーブルよりもスペースを必要とするため、できる限りダイニングを広くとりました。キッチンは身長に合わせて少し低めにオーダー。リビングのTVボードも造作です。「大工さんの配慮で角を丸くしてくださいました。怪我の心配をすることなく、子供の成長を見守れます」と奥様。2階のテーブルも造作で、こちらも大工さんの配慮で、お子様が階段から落ちないよう、落下防止ゲートとして階段にはめ込めるサイズになっています。
家族とともに成長する間取り
階段はスケルトンにすることで、より開放感を演出。階段下は愛犬のサークルスペースとして上手に活用されています。脱衣所から独立させた洗面台は、下に収納をあえて設けず、配管を見せてインテリア性とメンテナンス性を兼ね備えました。
2階は寝室とファミリールームとして開放的に使用していますが、将来は2室の子供部屋にも変更できます。
ウォークインクローゼットを2つと小屋裏収納も設置し、収納力も十分。
自然と調和する気持ちの良い空間が広がっていました。