木のぬくもりと高い機能性が生む、ゆとりある日々
住宅と田園風景が、程よく広がるのどかな場所。お二人ともこの地域の出身ではないものの、転勤で住んだことをきっかけに、生活環境を気に入ったそう。転勤も落ち着き、子供たちが転校せずに学校に通えるよう、この地に住居を構えることを決意。ヤマサハウスのモデルハウスをいくつか見学する中で、木のぬくもりと開放感のある大らかな家にしたい、との思いから「MOOK HOUSE」を選ばれました。
ご希望は、家事動線の良い平屋の住まい。MOOK HOUSEの特徴でもあるスケルトン・インフィル工法は、将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、間取りや設備、内装を臨機応変に対応させることができます。お客様のお住まいも個室は1つだけというオープンな間取り。子供室は、リビングに続く空間にありますが、将来個室が必要になったら仕切るつもりです。
また、広めに確保した洗面スペースは、3人並んで使うことができ、忙しい朝にもゆとりが生まれるうれしい設計。脱衣室とドライスペースを供用とし、ウッドデッキも併設したことで、洗濯から干すまで無駄なくスムーズに行えます。
家族とともに思い出を紡ぐ家づくり
建築中、ほぼ毎日現場に足を運び、完成を心待ちにしていらっしゃった家族に、大工棟梁が床と壁の下地貼りをご提案。ご主人と息子さんで、大工さんと一緒に作業したことも良い思い出となりました。「営業、設計、工務に大工さんなどたくさんの人と関わり、設計担当者の何とか希望を叶えようとしてくれる姿勢にも感激しました」
お住まいが完成して間もなく、お子様が弱った子猫を拾ってきたそう。看病の甲斐あって元気を取り戻し、今では広々とした空間を気ままに走り回っています。「気密性に優れているので、一度適温にしておけば日中エアコンをつけることなく、愛猫も安心です」
家の周りはご近所さんの散歩コースになっているため、建築時から見守ってくれていた方から「いい家ができたね」と声を掛けられることもしばしば。地域の人たちとのふれあいの中でのびのびと子育てができる、快適で素敵な住まいが実現しました。
自然との一体感を感じられる住まい
主寝室意外は、すべて一体的につながる大空間。勾配天井で縦にも視線が抜け、窓からは大きな建物のない穏やかな景色が眺められます。柱や梁には「かごしま材」を使い、壁紙には和紙を使用。天然素材をふんだんに使ったぬくもりと安らぎを感じる“木の家”です。また、リビングから庭、そして戸外までゆるやかにつながり、より開放的で自然との一体感を楽しめる空間に。庭には念願だった畑と、メダカや金魚が泳ぐビオトープを設けました。のどかな田園風景を借景に山鳩が遊びにくる、豊かな自然に囲まれた贅沢な毎日を楽しめます。
ライフスタイルの変化に応じて「そのとき最も住みやすいように変化させながら」長く住み継いでいく住まい。天然素材の質感を生かしたシンプルな空間構成で、経年変化も楽しめる住まいが完成しました。