vol.4  MOOK HOUSEのこれまで② ~モデルハウスの誕生から現在~

 
前回に引き続き、MOOKHOUSEのこれまでの歩みについてお話したいと思います。
 
そもそも 『MOOK HOUSE』 という名前は、 (先日、「繋がる家」の由来についてお話したばかりでごちゃごちゃして申し訳ございません)

Materials of Original Kagoshima

の略。
鹿児島を中心とする地元の自然素材をふんだんに使った家を実現する、という願いが込められています。 前回も書きましたが、より心地よい空間をつくりたいと考えた時に、直接手にふれるもの、感じるものこそできるだけこだわりたいと思いました。
材は、構造材、床材とも南九州の杉、壁には地元産のシラスを用いるなど地産地消を実践
そして、特殊な工法ではなく、地域になじんだ工法でつくればメンテナンスができ、町が家を守り続けます。これが昔からの日本の住宅のありようだったと思います。
 
p1040758左官 職人さん庭づくりの様子庭10
そんな願い、家づくりに共感してくださった職人さんたちが集まり
さらなる知恵としくみを共有しあって、
「良いものをつくりたい」という職人さん本来の心意気を社員たちもひしひしと感じながら、
たくさんの人間の力を合わせて、てまひまをかけてつくりあげたMOOK HOUSE。
 

のざわせんせいしさつ
野沢先生も現場確認にこられました

その想いは、そこで過ごす人たちにも伝わって愛着を生み、思い入れをもって長く大事に使っていただけると考えます。
 
こうして2015年01月、シンプルでありながら毎日がぐんと楽しくなるMOOKHOUSEモデルハウス 01としてデビューいたしました。
モデルハウス01-04
光、風、庭の樹木、自然を味方にしたおおらかな木の家。
家と庭が一体になった、のびやかな暮らしをイメージ。鹿児島の気候や風土に加えて、桜島への眺望(東面の大開口)と火山灰という条件に向き合い(洗濯室、ガレージ)、実現した鹿児島ならではの自然エネルギー活用型実証実験住宅です。
 
このHP内でもOPENからこれまでの様子を色々とレポートしてまいりましたが、たくさんのお客様に足をお運びいただき、その心地よい空間を体感し、自然とともに変化する丁寧で楽しい暮らしを想像していただけたと思います。
 
11822662_902187009853160_8931361849215357086_nsumai20150510 MOOKHOUSE ワークショップ-37
 
その後、モデルハウス02やお客様のお住まいも続々と完成し、MOOK HOUSEはさらなる進化を遂げます。
鹿児島では平屋で暮らしたいと考えるお客様も多く、その気持ちにも応えたいと思い、2階建てのノウハウを活かした「平屋MOOK HOUSE」が誕生しました。
現在、平屋MOOK HOUSEはオーナー様と繋がり、県内各地にぞくぞく増えています。広大な敷地にのびやかに建築できるのも魅力のひとつです。
20160220-8
 
2016年4月29日
MOOKHOUSEの歩みに、またひとつ大きな変化。
『繋がる家』の誕生 が 記されます。
 
多くの人の手で、どのような家が出来上がるのか。どのような暮らしを思い描くことができるのか。 今から楽しみでなりません。
長文お読みくださり、ありがとうございました。
 
 
商品企画 郡山
プランナー・広報担当 田中

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