8月8日土曜日に、サルビア工房の上原かなえさんを講師にお招きし、フィンランドに古くから伝わる装飾品である『ヒンメリ』というモビールを作りました。別名「光のモビール」と言うそうです。
麦わらと糸で結んでいくヒンメリを、正八面体と星形と2つのパターンをそれぞれ選んでつくりました。 (日本では麦わらの入手がなかなか難しいため、葦という素材を使用)
材料はコチラ。色々な長さでつくることで、立体的に仕上がったときに重ねられてかわいい。 好みの色の糸をそれぞれ選ぶところからはじまります。
心をこめて、丁寧につなげて結んでいく。
だんだん立体ができてきた!こちらは正八面体のヒンメリ。
夏休みだからこそ、親子でなにかを作ったというのがいい思い出になるといいなあ。
とってもお上手なご主人でした。完成間近!
上手にできたね!!!
MOOKHOUSEスタッフも挑戦しました。
workshopの合間では、6月に訪れたというフィンランドについてのお話しをうかがったり
みんなで フィンランドの伝統的な焼き菓子『ヨウルトルットゥ』を頂いたり。
こちらは、鹿児島市武岡にある TAK~bageri cafe のオーナー・上原さんに依頼し、いつもMOOKHOUSEではお世話になっているgift*さんのイグリモモのジャムを使って。(講師の上原かなえさんの実弟です。とっても素敵なパン屋さん!) とっても美味しかったです。
サルビア工房と言えば、‘ペーパークラフト‘ という印象がつよく、以前開催した際も、ペーパークラフトの時計づくりやモビールをつくりました。
今回も開催にあたりその方向で企画していたのですが、イベントの打合せの際に上原さんより
「MOOKHOUSEには木の家の感じと風のみえる庭ということで風鈴のようにゆらゆら揺れているモビールがぴったりですよね。ヒンメリ作ってみませんか?」
とご提案いただき、急きょworkshopの内容をヒンメリ作りに変更したのでした。
光を集め、うつしだされた影まで美しいヒンメリ。
古くは新しい年のはじまりに豊穣を祈願したり、クリスマスの装飾など北欧の長い冬を彩るものであったそう。近年では、ひとつひとつ思いを込めて結びあわせてつくられることから、結婚式の装飾に用いられたり、赤ちゃんを祝うものとされたりと、幸せを呼ぶ象徴として飾られることもあるようです。
今回は、夏休みということもあり母娘でのご参加もありましたが、もうすぐ赤ちゃんが産まれるという仲の良いご夫婦での参加もありました。なんだかこちらまでとても嬉しくなりました。
参加くださった皆様のもとに、光が集まり幸せが訪れますように。
心から楽しい時間を共有できました。 上原さん、本当にありがとうございました。
mookhouse広報係