桜島のある錦江湾にほど近い所にある与次郎ヶ浜。南日本ハウジングプラザ エコスクエアはそこにあります。
2015年1月、次期モデルハウス計画が浮上し(5年を経過するヤマサハウスのモデルハウスがございましたが、惜しまれつつ2015年11月をもって公開終了いたしております。)社内にて検討を行い、
MOOK HOUSEの「さらなる新しいカタチ」をこの地に建築することが決定。
これこそが、後の『繋がる家』モデルハウスです。
つくりあげていく過程で 大事にしたいこと として、
■鹿児島の風土に合った郊外型住まいのプロトタイプに
■風が抜けたり、樹木が見えたりなど、自然と呼応しあう住まい
■自然素材をふんだんに用いた環境共生型の住まい
■ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)を健康基準(温度と湿度)で実現すること
※ZEHとは、「住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)で『0(ゼロ)』となる住宅。
(一次エネルギーとは、石油や天然ガスなど自然界から採れるエネルギー。対して、石油を使って火力発電などで発電した電力を二次エネルギーと呼ぶ。)
以上をテーマに掲げました。
そこで、前回までの記事(vol.3 vol.4)でもご紹介したモデルハウス01の設計にも携わっていただいた建築家・野沢正光さんに、モデルハウスをつくりあげていくパートナーとしてご協力いただくことになりました。
2015年4月から、野沢正光さんを迎え、商品企画の郡山を中心にMOOK HOUSEプランナー清澤や課長の前田など多くの関係スタッフが集合し、設計ミーティングがはじまりました。
鹿児島市内のヤマサハウス本店会議室や
(東京から野沢さんが日帰りのため・・・)鹿児島空港のミーティングルーム
時には、東京・世田谷にある野沢正光建築工房にて
数か月に渡って幾度も意見をかわしあい、検討を重ねてまいりました。
「ダイニングを一番良い所にしたい」「薪ストーブを入れよう」
「趣味を楽しむスペースをつくろう」「数年後にリノベーションして継続できるようにしたい」
「モデルハウス01のような、日射遮蔽の再現したい」「庭との一体感をつくりたい」
「やっぱり鹿児島は洗濯物が干せるドライルームが必須!」「子供たちの遊び場を」
それぞれの経験や考えに基づいた様々な想いを出しあって
構造や構法についても思索を広げながら、野沢さんより基本設計を提案していただきました。
商品企画 郡山
プランナー・広報担当 田中
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