「良いものを長く」は心をゆたかにする

皆様こんにちは、鹿児島第一支店の久保田です。
雨が降ったり降らなかったり、
たまに晴れたかと思えば蒸し暑い日が続き、中々気分も晴れない日が続きますね。
はやく梅雨明けしてほしいものです。

さて、今回の記事では私が社会人になってから
実践している「良いものを長く」という考え方について
個人的に感じた気づきやメリットについてお話したいと思います。

以前の私は買い物をする際、
「以前のものが壊れた、使えなくなってしまったからとりあえず、、、」
というような場当たり的な感覚でものを選んでおりました。
結果、大切に使うことができず、すぐに使わなくなってしまい買い替える
といったことを繰り返しておりました。
そこで社会人になってからは、自分の中で判断基準を設けて
それを満たすものを購入するように心がけております。


「良いもの=高級品」ではない

私が思う良いものとは、必ずしも高価なもの、高級なものではありません。
もちろんそういった商品には、高価な素材が使われていたり、最新の技術が含まれていたり、
多くの実績があるのかもしれません。

しかし、私は「良いもの」の条件は人それぞれだと思います。
例えばデザイン的に好みであるか、愛着を持って使えそうか、長く使うことができそうか、
自分が納得することができる価格設定か、といった条件を満たしていれば
それは私にとっての「良いもの」です。
これは住まいに関しても通ずるものがあるかと思います。


「ものを大切にするという贅沢」

以前別の記事で、ある職人さんの
「ものを大切にする行為は人間だけができる贅沢である」
という言葉をご紹介しました。
そう考えると、ものを粗末に扱うことはとてももったいないことであるように思えてきます。

自身の判断基準をクリアして購入されたお気に入りのものであれば
きっと大切に使うことができると思います。
時々お客様が、年季の入った使い込まれた財布や鞄、靴などを身に着けているのを見かけます。
それについてお伺いすると、いつ、どこで購入されたのか、
またどのようなところを気に入っているのか、といったエピソードを嬉しそうに話してくださります。
大切に使われてきたもの達には、一朝一夕には真似することができない雰囲気を感じます。


一概には言えませんが、低価格のものを頻繁に買い替えるよりも
少し価格が高くても、お気に入りと呼ぶことができるものを
大切に、長く使うほうが経済的になることもあると思います。

様々な商品にアクセスしやすい今の世の中だからこそ、
いつもとは違う目線で、自分にとっての「良いもの」を探してみるのはいかがでしょうか。


「価値観」「感謝」の気持ちを育む

ものを長く、大切につかうことは
その人の精神的な成長も促してくれるように思います。

かの有名なイチロー選手は、
小学生からの
「どうしたら野球が上手になりますか?」
という質問に対して
「バットやグローブなどの道具を大切にすることだよ」
道具をいつでもきちんと使えるように準備しておくこと、
その道具を使えることに感謝することが野球がうまくなるコツであると答えたそうです。

これは野球に限らずに言えることだと思います。
ものを大切に使うことは、人やもの、あるいは生き物に対する価値観や感謝の気持ちを
育んでくれます。

家づくりはおそらく人生で最も大きな買い物になると思います。
MOOK HOUSEでもお客様に愛着を持って長く住み継いでいただけるような
住まいを目指して、くらし方も含めた様々な提案を行ってまいります。

少しでもご興味のある方は、ぜひモデルハウスへご来場ください。


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