【STAFF BLOG】明日、世界は終わらないだろうから、木を植えよう!

先日、造園の指導をしてくださっている楠先生が、鹿屋支店の作庭をしてくだ
さる機会があったので、立ち会わせて頂きました(^o^)/
質問攻めにもいつも笑顔で答えてくれる楠先生、ありがとうございますm(__)m
(ちなみに先生についての詳細は、H.P.をご覧ください)
お庭は完全に完成していませんが、作庭前の状態から、作庭後を見てみると
「 森が復元された! 」
というのが、私の心の声でした。下記に前後の写真を載せます。


新しく作られたお庭なのですが、以前からそこにあったかのような風情を感じ
ます。特に野草が、自然な土壌から芽吹き、成長してきたかのよう。
作庭を終え、汗を拭いた頬に、秋の風を感じていると、揺れる枝葉が涼やかに
映りました。風がみえることで、爽快感がUPし、疲れを癒してくれます。
ふと、「明日世界が終わるとしても 、今日、私はりんごの木を植える」という
名言が頭に浮かびました。が、いや、何か意味が違う。私たちは、身近に自然を
楽しみたいのだ。
一本の木には、千種類、1万匹もの昆虫などが生息しているという研究もある
そうで、それだけでも生態系を取戻し、その分の生命力を取り戻している。私
達が癒されるのは、そのような生命力を感じるからではなかろうか?それならば
「明日世界は終わらないだろうから、木を植えよう!」
これが今の時代の心持ではなかろうか?と思いながら、現場を後にしました。
世界は変えられなくても、お庭は今日からでも変えられるのだから。
設計:清澤

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