パッシブデザインで自然に寄り添う暮らしを

皆様こんにちは。
鹿児島本店の久保田です。

10月も終盤に差し掛かりいよいよ本格的に秋が深まってくる気配を感じますね。
個人的にはこの時期の夕方の少し肌寒く凛とした何とも言えない空気感が好きです。

さて、これまでMOOK HOUSEが大切にしている3つの要素について
「自然素材」「スケルトン・インフィル」と投稿してまいりましたが
今回は「パッシブデザイン」についてお話致します。

パッシブデザインとは

パッシブデザイン(passive design)とは、冷暖房設備や装置だけに依存せず
適切な断熱や日射調整、通風や蓄熱など建物の設計上での工夫で室内環境の快適性の向上を図る考え方です。
簡単に言うと、「自然の力を上手に使って快適に暮らそう」ということです。

日本には四季があるので、一口にパッシブデザインと言っても
それぞれの季節に対応できる取り組みも必要となります。

そして、パッシブデザイン住宅は通常のお住まいに比べ、エネルギー消費量も抑えられるので、結果として環境にも優しい住まいとなります。

MOOK HOUSEのパッシブデザイン

では具体的にMOOK HOUSEではどのようなパッシブデザインが採用されているのか、その特徴についてふれていきます。

「日射遮蔽と昼光利用」

鹿児島のように日照時間の長い地域では家に当たる日射量が
お住まいの快適性に大きな影響を及ぼします。
その為、太陽光が直接当たる屋根・壁・窓でいかにその影響を抑えられるかが重要です。
MOOK HOUSEではそれぞれの箇所に高性能な断熱材を施工し、また窓の外部には木製のルーバーを設けるなどして日射量を抑えたり、調整したりすることで室内の快適性を守ります。

縁側で家族の時間を楽しむ


MOOK HOUSEの実際のお住まいを見てみると
一般的なお住まいに比べ、軒が深く出たデザインとなっております。
この軒は夏場の高い位置から差し込む強い日差しは遮蔽しお部屋に影を作り、
冬場は太陽の温かい日差しをお部屋に取り込んでくれます。
季節によって高度が変わる太陽の光を上手に暮らしに取り込むデザインです。

「太陽熱を暮らしに取り入れるOMソーラー」

パッシブの考え方の一つに「日射熱の有効利用」があります。
その一環でMOOK HOUSEがご提案しているのが
OMソーラーと呼ばれる日射熱利用暖房です。
OMソーラーは屋根面に搭載した集熱パネルで太陽の熱を集め、その熱を暖房に利用するエコでクリーンな暖房器具になります。
実際モデルハウスで過ごしていると、一般的な暖房設備とは異なるやわらかな
暖かさを体感することが出来ます。
その機能は暖房だけに留まらず、夏場は不要な熱を排熱してくれたり、また高性能なフィルターでお住まい全体の空気洗浄も行ってくれます。

パッシブデザインは奥が深くこの他にも自然風の有効利用なども挙げられます。

前提条件は高気密・高断熱な家づくり

ここまでパッシブデザインについてお話してきましたが
どれだけパッシブな設計や設備を揃えても、それだけでは快適に暮らすことはできません。
ベースとなる家の基本性能、特に気密性と断熱性をきちんと確保できて初めてパッシブデザインの要素も真価を発揮するのだと思います。

MOOK HOUSEでは高気密・高断熱の家づくりを徹底しております。
鹿児島という地域の気候風土に合わせた高性能な住まい。
また、長く住み継ぐことを想定し構造の安定性や耐久性を高めた住まい。
これらが確保できているMOOK HOUSEだからこそパッシブデザインをより有効に取り入れることが出来るのです。

とは言え文章だけでは伝わりにくい部分もたくさんあります。
ご興味のある方は是非与次郎のモデルハウスで実物をご確認頂きながら、
ご説明させて頂きたいと思います。

▼モデルハウスの詳細・来場予約はコチラから

南日本ハウジングプラザエコスクエア MOOK HOUSE展示場

今回でMOOK HOUSEの3つの要素
「自然素材」 「スケルトン・インフィル」 「パッシブデザイン」
についてのご紹介は終わります。
次回からは違った角度から MOOK HOUSEの魅力をお伝えしたいと思います。

▼「自然素材」 「スケルトン・インフィル」についての記事はコチラから

経年変化(エイジング)する自然素材

スケルトン・インフィルで暮らしを楽しむ

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